
開業届とか税金とか分からないことだらけで不安です。
フリーランスになると、会社員とは違い確定申告や納税などを自分一人でする必要があります。
確定申告や税金は何だかとても難しそうですが、このルールを知っておかなければ損をするのは自分です。
誰からも縛られず、自由に働けるフリーランスになろうと思っても確定申告や税金のことを考えると少し憂鬱になったり、自分にできるのか不安にもなりますよね。
そんなお悩みを解決します。
今回は、会社員がフリーランスになる前に読んでおくべき本を6冊ご紹介します。
時間は有限なので、たくさん紹介しても読みきれないと思います。
そこで、フリーランスになりたい方に向けて厳選した6冊のみをご紹介します!
おすすめ本
- お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損をしない方法を教えてください!
- フリーランス六法
- 【図解わかる】個人事業主の始め方
- ライフシフト
- 敗者のゲーム
- 7つの習慣
私がフリーランスになる前に実際に読んだ本ばかりです。
他にもいくつか読みましたが、先ほども述べたように時間は有限です。
退職の引き継ぎや手続き・挨拶回りなど、会社を退職する際はかなり大変です。
同時に、自分の事業を継続しなければならないので時間が足りません。
上記の6冊を読んでおけば、フリーランスの基礎やこれからの生き方を間違いなく最短で学ぶことができます。
では早速解説していきます。
お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損をしない方法を教えてください!
著者は、税理士でYouTuber・会社経営とマルチな顔を持つ大河内薫(@k_art_u)さんです。
本書では、以下のようなポイントが分かりやすく漫画で描かれています。
- フリーランスになると決めたらすること
- WEBライターは事業税がかからない裏話
- 節税の方法2つ
- 税金の種類
- 保険や年金について
- どこまでが経費になるのか?
漫画で分かりやすく描かれているので、スラスラ読めます。
実際に、私も会社の通勤時間で読み終えました。読むまでにかかった時間は1時間半です。

副業をしている人はマストで読むべき1冊です。
私もこの1冊をきっかけに学ぶことの重要さを再認識しました。
確定申告や税金・保険の話は学校では教えてくれません。節税やお得な手続き方法を知っているか知らないかで大きく変わります(損をします)
まずは、入門となる1冊を探している方は是非手に取ってみてください。
フリーランス六法
著者は、フリーランスの働き方研究会という自らもフリーランスとしてさまざまな分野で活躍しているクリエイター集団です。
個人ではなく、集団で執筆しているからこそ事例が多く、物販からブログ・WEBライター・YouTubeまで網羅した内容となっています。
この本で学べることは以下の通りです。
- フリーランスの基礎
- 知らないでは済まされない法律と税金の話
- 退職からフリーランスになるまでの流れ
- フリーランスのトラブル解決
すべてがQ&A方式で書かれているので、内容が頭に入ってきやすいです。
Q.事業用の銀行口座・クレジットカード・印鑑は作った方がいい?
Q.会計ソフトのおすすめは?
Q.住宅ローンはどうすればいい?
Q.会社を辞めるのに最適な時期っていつ?
などなど。この本を読むことで、自分もまだ気づけていない潜在的な悩みを解決できます。

他の本よりも「フリーランスの法律」について着目しているので、もしもの時の教科書代わりになります。
【図解わかる】個人事業主の始め方
著者は、宇田川税理士事務所所長の宇田川敏正(ウタガワ・トシマサ)さん。
大手出版社が発行しているシリーズ本なので、間違いない1冊。
この本は個人事業主として食べていく方に向けた、個人事業主のすべてがわかる本です。
学べるポイントは以下の通り。
- 物販や店舗ビジネス、インターネットビジネスまで幅広く
- コロナ自粛以降の個人事業主について
- 開業の手続きから経理、決算
- 事業計画書や宣伝活動について
この本を読むことで、個人事業主のすべてがわかります。
他の本は、物販やインターネットビジネスなどに特化した内容が書かれていますが、この本は個人事業主の全体像について書かれています。
自分の分野と関係のない箇所は少々退屈に感じますが、他のビジネスの内容や手続きを知ることは重要です。
他のビジネスについて理解するこのきっかけが自分のビジネスの幅を広げます。

個人事業主の全体像について詳しく書かれているので「ポイントを見落とさず、全体像をしっかり理解したい!」という方は他の本と合わせて購入することをおすすめします。
ライフシフト
著者は、ロンドン・ビジネススクール教授を務めるリンダ グラットン氏。
寿命100年時代と言われる「現代をどう生きるか?」をテーマに書かれた本です。
この本の内容は以下の通り。
- 人の寿命が伸び続ける理由
- 〈教育〉〈仕事〉〈引退〉の3段階ライフコースの崩壊
- AIの発達により今後の雇用はどうなるか
- 健康面をどう保つべきか
などなど。「生きる」と「働く」に着目しており、論点は多彩にあります。
私はこの本が、今後フリーランスとして働く方のモチベーションの起爆剤になると考えています。
道に迷ったときは是非読んでほしい。きっと自分が選んだ道は間違っていなかったと実感できるはずです。
敗者のゲーム
著者は、30年にわたり代表パートナーとして、投資顧問会社や投資銀行などの経営してきたチャールズ・エリス氏。
個人投資家にとって、なぜインデックス投資が優れているのかを明快に解説。
インデックス投資とは、ざっくり説明すると株式投資市場全体(平均値)に投資する手法。
インデックス投資の意味が分からなくても問題ありません。
この本で分かりやすく解説しています。
- 「投資で成功する」とは?
- インデックス投資とは?
- 最も簡単に結果を出す方法
- なぜ投資で負けてしまうのか
上記のようなポイントが学べます。
フリーランスは「退職金がない」というのがデメリットとしてあげられます。
つまり、老後の資金は自分で蓄える必要があります。誰も助けてはくれません。
自分で老後資金を蓄えるには、いまのうちから資金を投資に回すのが最適な方法。
「老後のための投資」を考えたときにベストな選択がインデックス投資です。
確定拠出年金(iDeCo)をされている方もいると思いますが、そんな方にもこの本はおすすめです。
投資は危ないモノと考えている方にこそ手に取っていただきたい1冊。
7つの習慣
著者は、タイム誌が選ぶ世界で最も影響力のあるアメリカ人 25人のひとりに選ばれている、スティーブン・R・コヴィー氏。
全世界3,000万部、国内220万部を超え、今も読み続けられるビジネス書のベストセラーです。
一言で表すと、人生哲学の定番。
以前、中田敦彦のYouTube大学でも取り上げられていました。
フリーランスを目指す人にとっては、以下のようなポイントが学べます。
- 時間管理の重要性
- 最優先事項を見極める考え方
- 現状と理想のギャップを埋める方法
- 身体を鍛えることがどう仕事に繋がるか
などなど。生き方の軸を作る上で、とても土台となる1冊です。
私はサラリーマン時代に勤めていた会社の役員に勧められこの本に出会いました。
その役員が私に言ったことが今でも印象に残っています。
「私の人生に後悔はないが、1つあげるとすれば、君の年齢の頃にこの本を読んでいなかったこと。」
この言葉をきっかけに私は7つの習慣を購入しましたが、役員の言ったことは間違っていませんでした。
24歳でこの本に出会えたことを幸運に感じました。
迷いや不安を感じている方にこそ読んでほしい内容です。